この記事で、Realforce91UBK-Sに合わせるパームレストとしてFILCOのウッドパームレストMを使用しており、その際にパームレスト側の滑り止めクッションが分厚いので剥がしている、ということを書きました。
ですが代わりになんの滑り止めを使っているかは書いていなかったので、今回はその話をしてみます。
ちなみにパームレストというのはこれです。
わたし去年自分で買うまで名前知りませんでした。
まずFILCOのウッドパームレストに標準で付属している滑り止めクッションがこちら。
厚み4mmの、かなりしっかりした滑り止めクッションです。
FILCO製なのでもちろん同社のメカニカルキーボードMajestouchシリーズと合わせるには最適な厚みとサイズです。
ですが東プレのRealforceと合わせる際にこれをつけるとけっこうな段差ができてしまいます。
実際に装着したところ。ちょっと気になる段差です。
できればこのくらいの高さにしたい。
かといって滑り止めなしで使用するのは少々つらい。
困ったことにRealforce+FILCOウッドパームレストの組み合わせ、クッションなしの状態で高さピッタリなので、他から滑り止めを仕入れてくるとしたらそれこそ厚みがゼロに近いものでないと厳しくなってしまいます。
こういうときはAmazonだと探しに行き、見つけて速攻ポチったのがこちら。
ちょうど使って1年になるので、紹介してみます。
GRiPhone Bits グリフォン・ビッツ2
こんな感じ
GRiPhone Bits、こんなパッケージで届きます。
サイズはシートの状態で93 x 65 mmと小さめです。
なぜこれに即決したかというと、
こちらのすべり止め、厚みがたったの1mm。
2mm、いやできれば1.5mmくらいの……とつぶやきながら極力厚みのないすべり止めを探していた身としては、もうこれしかないと思わせるに充分なスペック。
中身はこんな感じ。
使いかけで申しわけない。
こんな感じに型抜きされたシールが
四角形×10
六角形×4
の、計14枚。
もちろん余白部分も好きなかたちに切って使えます。
実際に貼ってみる
これをパームレストの裏にぺたり。
ちょっと歪んでますが使えればよかろうなのです。
念のため中央にも貼っていますが、四隅だけでも充分かもしれません。
横から見るとこんな感じ。
ほぼほぼ、高さ同じくらい。
これでRealforceと合わせて違和感なく使える高さになりました。
使い勝手
すでに1年以上使っていますが、このGRiPhone Bitsのすごいところは
- ほんとにすべらない
- ベタつかない
- 汚れたらウェットティッシュなどで拭えば粘着力回復
以前キーボードの記事で書いたように、わたしはキーを強く打ちこむ癖があるのですが、そんななかでもこれをつけたパームレストは一切ずれることなく定位置にあり続けています。
すべらないといってもそれは前後左右の摩擦に対してだけなので、持ちあげて動かすことはもちろん可能ですし、その際に机側にシール跡が残ったりペタついたりといったこともありません。
しかもこのシール、貼ったあとに剥がすことも可能。
試しに1年前に貼ったシールを剥がしてみましたが跡も残らず、再度貼り付けてもそこまで粘着力が落ちたりせず問題なく使えました。
パームレスト以外には板タブレットの滑り止めにも貼りつけて使っていますが、こちらも同様に滑らなくてとても便利です。
というわけで合わせるならコレです。
というわけでRealforceに合わせてウッドパームレスト使いたいけど厚み調整どうしようと迷っている方、GRiPhone Bitsシリーズ、文句なしにおすすめです!
ところで、なんで商品名がグリフォンなんだろう?とずっと疑問だったのですが、もともとはスマホ用滑り止め商品ということに一年後のいま商品ページを見て気づき、なるほど、グリップ&Phoneでグリフォン……!
GRiPhoneの綴りで察しろ
……一年経ってようやく気づいた、そんなものすごい余談でした。