文字だらけの薄い本作るよ。

小説同人誌を作る上での試行錯誤を記録したもの。

アウトラインプロセッサ NanaTerry を使ってみよう

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 先日の記事にも書きましたが、NanaTerryにベタ惚れしています。

 

 

NanaTerry使いやすい!

この便利さひろめたい!

 

というわけで、アウトラインプロセッサNanaTerryの使い方のようなものを、わたしなりに記事にしてみました。

 

 

以下は2017年10月現在の最新版であるver 1.1.2を使っての説明です。

また内容に誤りがある可能性もあります。もし見つけた場合はそっと指摘していただけると嬉しいです。

 

 

準備しよう

NanaTerryを入手する

まずは作者さんサイトまたは窓の社から最新版をダウンロードします。
迷ったときは窓の社のほうがわかりやすいかも。

フリーソフトなので無料です。

 

forest.watch.impress.co.jp

 

ダウンロードが終わったら解凍し、NanaTerry.exeを起動します。

 

 

起動してみよう

初回起動時、こんなダイアログが出てきます。

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あとからでも読めるので、今回はひとまず「キャンセル」で。

(readmeの場所は nana関連readme.nna(ちなみにヘルプは NanaTerryHelp.nna

 

するとこんな画面になります。

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(先ほどのダイアログで「はい」を選んだ場合は、メインメニューから「ファイル」→「新規作成」)

 

設定

ファイルを作る前に設定をします。

 

メインメニューからツール設定

 

出てきた画面で、自分の好みで各種設定をしていきます。

 

おすすめの設定としては、

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全般

  • 起動時に、前回開いていたファイルを開く
  • ファイルを開くときに、ツリーの開閉状態を復元する(※保存形式が.nnaのときのみ有効)
  • バックアップ作成(作成場所は任意で指定。世代数はお好みで)
  • 自動保存

 

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エディタ表示

  • フォントはお好みで(既定のフォントの「変更」から設定)
  • 行間を好きな数値に
  • 特殊文字表示もお好みで

わたしはどんなエディタでも本文はいつも MSゴシック 12pt  です。

なんとなく落ちつきます。

 

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エディタ操作

  • オートインデント(改行時に自動で字下げされる機能)はお好みで
  • ライトマージンはルーラーに従う最大値に好きな数値(これが文章の折り返し幅になります)

わたしはオートインデントはオフ、ライトマージンは19~20くらいに設定することが多いです。

 

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エディタ

  • トップマージンはお好みで設定

 

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この画像ではトップマージン10に設定しています。

 

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ツリー

  • ノード幅などはお好みで設定

 

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ツリー

  • 新規ノード作成時にノードを編集状態にする
  • ノードレベルごとにフォントを小さくしていく →好きな数値に

ノードレベルごとに~ の設定数値は1以上にしておくと差がわかりやすいです。

 

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ノードレベルごとにフォントを小さくしていく を 1.5 に設定したときのツリー表示例。(画像はヘルプファイルをひらいたときのもの)

下の階層にいくほどフォントが小さくなっているのがわかります。

 

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その他

  • 階層型テキストで読み込んだものはそのまま上書き保存

 

ひととおり設定を終えたら「OK」をクリックして設定は終了です。 

 

 

画面をすっきりさせる

左側にあるブックマークメモは、今は使わないので非表示にします。

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ちなみに消しても消さなくてもお好みで大丈夫です。

表示したくなったらメインメニューの「表示」から表示・非表示の設定ができます。

 

www.youtube.com

 作者さんの動画でも見やすく説明されています。

 

 

実際に使ってみよう

最初のテキストファイルを作る

ではさっそく文書を作ってみます。

 

まず最初にファイル新規作成から新しくファイルを作ります。

 

NanaTerryだけで作業するのであればそのままふつうに保存(.nna形式)でOKです。

 

他のソフトやアプリでも編集したい!という場合は、

エクスポート文書エクスポート→(ファイルの種類・階層化テキストファイル)を選択していったん保存します。

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ファイル名などは適当に。(ここでは sample としています)

 

これで、だいたいのエディタやアプリで編集可能なtxt形式で保存することができるようになります。 

 

 

 2017年10月25日 訂正

更新前の記事でNanaTerryは階層型テキストの新規保存ができないと書きましたが、

上記のように

ファイル → エクスポート → 文書エクスポート

階層化テキストとして新規保存可能です。

(作者さんからご連絡いただきました。ありがとうございました!)

 

 

 

ノードの追加・削除

まずはノードをざくざく作っていきます。

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ノードは右クリックメニューまたは左側ツールバーから自由に追加・削除できます。

 

 

使用例

プロットを書く・資料をまとめる

準備も終わってようやく本文です!

 

といっても、ここまで来ちゃうとあとは個人の使い方によりけりになっちゃうので、とりあえずわたしはこうやって使っている、というのを書いてみます。

 

まず「作品タイトル」の下に「プロット」というノードを追加します。

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このノードには物語のプロットを書いていきます。
こんな話にしたい、こんな流れでこんな感じに終わるぞといったあらすじをザクザク書き散らします。

 

資料が必要そうであれば「資料」ノードに、記事やwikiのURLなどをバンバン置いていきます。

ちなみにNanaTerryの保存形式がデフォルトの.nnaのままであれば、URLだけでなく画像を直接貼り付けることも可能です。
ただし枚数やサイズによってはファイルが極端に重くなるため注意。

 

 

 好きなところから書く

アウトラインエディタでもっとも便利なのは「好きなところから書く」というのが容易にできること。

極端な話、いきなりラストから書きはじめても無問題です。

 

書くときはこのアイコン機能を使って、

書き終わったところ赤ピン書きかけ黄ピン未着手白ピンといったように自分のなかでマークを決めてノードごとにピン付けしておくと、

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どこが書き終わっているのか、どこが書きかけか、もしくは未着手かなどが一目でわかります。

(.nna形式のみ有効な機能です。txt形式でも使用はできますが、ピン付け状態は保存されません)

 

 

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ノードは、マウスのドラッグ&ドロップで移動もできます。

話の前後入れ替えたい!並べ替えたい!というときも一発です。

 

 

文字数確認したいときはエディタの下あたりを見ると、

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こんな感じで確認できます。 

 

 

その他の使い方

データをiOSAndroidのアプリで編集する

txt形式で保存しているならたいていのテキストエディタでひらけるため、出先からスマホで作業することも可能です。

ただしアウトライン解析に対応しているアプリは非常に少ないため、多くの場合アプリ上の表示は通常のテキストファイルと変わらなくなってしまう点には注意。

 

Evernoteに送る

NanaTerryは選択したノードの内容をEvernoteに送ることもできます。

スマホタブレットで編集したいけどDropboxiCloudなどは使わずに手軽に連携させたい!というときに便利です。

ちなみにEvernote単体使いでもアウトラインプロセッサっぽく使うことも可能なので、興味がある方は「Evernote 執筆」などで検索してみてください。

 

 

書き終えたら

書き終えたらWordや一太郎InDesignなどに本文をコピペして流しこみ、こまかなところをなおして原稿データにし、完成です。

 

 

おしまい

以上です。

それこそKie以来、おそらく10年ぶりに好みドンピシャなアウトラインプロセッサに出会えたのでその幸せテンションのまま書いた使い方記事でした。

好きなところからザクザク書けて、資料やメモもひとつのファイルにまとめられるアウトラインプロセッサ、興味持った方はぜひどれかお好きなものを見つけて使ってみてください……!

 

NanaTerryにかぎらずフリーソフトの共通点ですが、シェアウェアや市販ソフトと違い、フリーソフトはまれに予期せぬバグが起こることもあります。

なのでデータのバックアップは怠らない、もしバグを見つけたら発生当時の環境(OSや使用バージョンなど)を作者さんに伝えるなど、基本的にはなにが起きても自己責任なメンタルで使うといろいろと楽です。

 

参考リンクなど。

note100yen.com

blog.goo.ne.jp

 

 

おまけ

バルス完備。