コミマのラックんX、いいですよね。
いくつもの陳列棚を試したり自作したり壊したりしてきたわたしにはまぶしいアイテムです。
しかしこれ、横幅400mmなのです。
A5本(横幅148mm)を2冊並べるには大きすぎるし、3冊並べるには小さい。
A5本を横に3冊、はみ出さずに並べたい。
そういえばこれを製造しているマルダイさんは特注もできると聞いたような……?
というわけで、お願いしてみました。
※2020年11月追記※
幅460mmのコミマのラックんX460が発売されました。(2019年発売?のようです)
そのままA5を横に3冊並べられるサイズなので、特注不要になりました。
……ということで以下の記事は、2018年春頃の話として読んでいただけましたら幸いです!
サイズ特注してみる
まずは問い合わせ
マルダイまたはposutayaのお問い合わせフォームから
「コミマのラックんXの受け皿と背もたれを横幅○○○mmで作ってほしい」
と問い合わせればOK。
わたしは最初に電話で問い合わせたのですが、いきなりメールでも大丈夫だったみたいです。
特注したのは受け皿&背もたれパーツの横幅のみ。支柱は標準仕様のままです。
A5を横に3冊並べると、単純計算で444mm。
カバーを巻いた本を置くことなども考え、横幅465mmでオーダーしました。
カバー付きの本は背がふんわりするので幅がちょっとかさむ
実物
コミマのラックんXサイズ特注版
コミマのラックんX・受け皿&背もたれパーツ幅465mmカスタム。
長くしてもらった横幅分だけプチプチからはみ出ています。
組み立てます。
組み立ては非常にラク。手順覚えれば1分かからないです。
ただ、
個体差かもしれませんが、支柱と干渉する部分の穴はかなり差し込みにくいです。
ここに受け皿を挿したいときは少し浮かせるようにして、カコカコ揺らしてやりながら入れると、はまりやすくなります。
ケース
持ち運ぶときは必需品な収納ケース。
試してみたところ、PO.SU.TAケースとして人気のアレにもギリギリ収納できました。
実際に収納したところ。ちゃんと口も絞まります。
重量
もとのコミマのラックんXが900gなのに対し、
幅465mmのこちらは985g。
受け皿はアルミ製なので、長めに作っても劇的に重くはならないです。
ただひとつの問題点
サイズオーダーしたことで発生した問題はただひとつ、
クロネコボックス(10)に入らないこと。
いちばんよく使う、サイズ100の箱
PO.SU.TAは斜めにすれば入るけど、
465mm特注のコミマのラックんXは入らない。
もはや箱の上に乗せるしかなくなった写真
もとがパーツ長最大42cm+取り外し可な横幅拡張パーツ(DX版)で作られていたのも、おそらくはクロネコボックス(10)に入るようにするためだと思うので、そこを変えたら入らないのはしかたない。
いちおう、
ゆうパック箱(大・サイズ100)でギリギリ、
またはクロネコボックス(12・サイズ120)なら余裕で入ります。
クロネコボックス(12)の底面に入れたところ。余裕です。
ちなみに側面にも収まります。
ざっくりしたお値段
(見積もりにつき次も同じ値段になるかはわからないため)
詳しいお値段は伏せますが、幅465mm特注の場合はコミマのラックんDX(初期型コミマのラックんに横幅拡張パーツ付属したもの)と大差ありませんでした。
↑これのDX版と大差ないお値段。
画像が多くなりすぎたので、実際に使ってみた感想は次の記事に。
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