この記事 の続きです。
というわけでA5本用に横幅465mm特注したコミマのラックんXを、実際に使ってみます。
※以下の記事は、横幅465mm特注のコミマのラックんXを使用した際の感想となっており、通常の400mm幅のものとは使用感が異なる可能性があります。ご了承ください。
※女性向同人誌の表紙や値札が大量に出てきます。苦手な方はご注意ください。
コミマのラックんX、使ってみた
2段で陳列
A5を3冊並べるため横幅465mmで作っていただいたのですが、実際並べてみたらギリギリでした。
480mmくらいにしてもよかったかも。
表紙ほとんど隠さずに並べられるのが最高です!
裏にはお釣り箱やペットボトルなど置けるスペースが。
あと、受け皿の設置間隔にゆとりを作っておくと、本の上から手を入れられるので取りやすくなります。
本棚感覚で手を入れられる
端にも若干余裕あったほうが手に取りやすい感じ。
受け皿は3段分発注したものの、自分で使うときは2段までになりそうです。
新書や文庫などが「棚の裏側に落ちる」のを防ぐ
コミマのラックんXはあちこちに隙間があるので、新書や文庫などの小さめサイズの本だとズボッと裏側に倒れることがあります。
対策としては、こんなん作るといいです。
100均のスチレンボードを、本と同じか、または少し縦長サイズにカットし、プリンタ印刷したPOPを貼り付けてみました。
使うとこんな感じ。
裏側の空間を塞げるし、完売したときもなんとなくわかります。
※ふつうに『完売しました!』にしておけばよかった
A5本の場合は裏側に倒れる心配はないのですが、本の傷防止になるのと、読み手さんの手が支柱パーツと接触することも防げるので、あると便利です。
その他
コミマのラックんXは、表紙の下側が約8mm隠れます。
なので、もし値札を表紙下側に貼る場合は、
こうするといいかもしれません。
設営完了(イメージ)
というわけでスパコミスペースのイメージレイアウト。
あいたスペースを再録本で埋めまくっている写真
下段は一番下の穴で使用。棚の前に積める高さは50~60mmくらい。
棚の前にどっさり積む場合は受け皿の位置をひとつ上にずらしても大丈夫。
上段は例の支柱と接触するちょっと入れにくい穴のところで使っています。
背もたれが本を支えてくれるので安定します。
この陳列だと、一般的なスペースでは両端に65mmくらいずつの空きが作れます。
使ってみての感想
すごく便利でした。
なによりA5を計6種、かさねずに陳列できるのがありがたすぎます。
この手の棚で心配なのは安定性と使いやすさですが、読み手さんもとくに取りにくそうにしている様子は見られなかったので、使い勝手に関しては問題なさそうです。
裏のスペースがかなり便利で、釣り銭箱とペットボトルと筆箱置いてもまだ余裕がありました。
同人誌陳列棚として必要な点はおおむねクリアしていると思います。
買う前に心配だった点が実際どうだったか
・風で揺れないか
実際に2018年5月4日のスパコミ2日目で使用しました。
この日は非常に風が強く、警報も出ていた日。
シャッター閉めた会場内(東7)にも若干風が入ってくるほどだったのですが、A5本2段で使用するぶんにはガタつきなどは一切ありませんでした。
全体的にすっきりとした作りなため空気の流れを塞いでしまわないので、風が強い日でも風にあおられて倒れることはまずないかと思います。
・本を取るとき倒れないか
A5本2段までならまったく問題なし。
スパコミの最中、上段の本が3種とも完売したため下段のみの使用となった時間帯がありましたが、安定感は据え置きでした。
コミマのラックんは机奥側から10~20mmほどの位置に置き、念のため脚を養生テープで敷布に軽く固定して使用。
読み手さんに本を取ってもらうときも棚が揺れたりはせず、とても安定していました。
あと、全体的にパーツがすっきりしているので圧迫感がなく、棚の横に影が落ちないのもよかったです。
※ちなみに肝心のイベント当日写真がないのはカメラついた機器持ってくの忘れたからです
おしまい
つねに8種くらいは置いてるうちのサークル。
陳列用にキッチンラック、自作棚、紙製陳列棚などいくつか試してきましたが、これが終着点だろうなと思えるくらいにコミマのラックんXは便利でした。
A5本用にサイズオーダーしてみてほんとうによかったです!
みなさんのスペースレイアウトに幸あれ。
この記事がなにかのお役に立てれば嬉しいです!